「ガンジーの会」会則

                  

◇名称  
2004年1月26日に発足した「自衛隊イラク派兵反対ハンスト・リレー・マラソン」の発起人11人、及びストに参加した人たちの集
まりと運動の名称を「ガンジーの会」とする。
 
◇趣旨
「自衛隊イラク派兵反対ハンスト・リレー・マラソン」という呼び名が長すぎて、一般に対して近づきにくいイメージを与えているため、
運動の趣旨をわかりやすく、コンパクトに体現した名称をということで、「非暴力」による「 市民の不服従」 の運動を展開したガンジーにちなんで、「ガンジーの会」とした。
 
◇目的
憲法に違反する自衛隊のイラク派兵に反対し、阻止するための行動として、ガンジーの「非暴力」と「市民の不服従」の精神に
則って、市民による市民のための「市民の不承認」の運動として、「ハンスト・リレー・マラソン」の主催・運営に当たる。
 
◇組織
本会は、「ハンスト・リレー・マラソン」を立ち上げるに当って集まった11人の発起人による発起人会とハンストに一般参加した人
たちによる一般会員、さらにストには参加できないが、趣旨には賛同するという人たちによる賛助会員とによって構成される。

会の活動・運営の責任を負うものとして、代表と副代表を一人づつ置く。その選出は発起人の多数決によるものとする。

また、会計とホーム・ページ管理人と広報担当を一人置く。
 
◇運営
会の運営は、すべてボランティアによって行われるものとする。運営に要する経費は、発起人からのカンパによってまかなう。
 
◇活動
(1)自衛隊のイラク派兵に反対するためのハンスト・リレー・マラソンの継続実施に関わるすべての活動を行う。
 
(2)ハンスト以外の行動で、「市民の不承認」として意思表明が可能な反対運動を組織、奨励し、実施していく。たとえば、禁煙や禁酒、菜食主義など、日常生活の中で習慣化していて、継続を中断すると心身に相当程度の忍耐と苦痛を生じる可能性のある行為を一定期間中断することで、「不承認」の意思を表明する。
 
(3)現在開設されている「ハンスト・リレー・マラソン」のためのホーム・ページを会のホーム・ページとする。
 
(4)市民による、市民のための、「市民の不承認」の運動として、その思想的基盤をより強固にするために、ガンジーの「非暴力」の思想と抵抗運動を学ぶ場として解放する。
 そのために、会の機関紙としてメール・マガジン「ガンジーの村」を創刊し、週一回発行のペースで、ガンジーの生涯、「非暴力」の思想、抵抗運動などについて、紹介記事を掲載し、一般会員からの投稿も募って、意見の交換と議論の深化を図る。 
 
(5)ハンストに参加した者は、氏名(匿名可)、年齢、性別、職業、住所、参加したストの種類などを報告することで、本人の希望によって、「ガンジー村」の村民として登録される。登録されたものの名は、歴史に対する証言として、毎月一回、定例レポートとして公表される。
 
(6)自衛隊のイラク派兵に反対しているほかの市民団体と連携を図っていく。
 
(7)会の活動期間は、一応、武装軍隊としての自衛隊のイラク派兵が終わる時点までとする。しかし、その後も、防衛庁の防衛庁の防衛省への昇格とか、憲法改悪の動きが具体化するなど、情勢が好ましくない方向に進んでいく可能性があると判断
された場合は、発起人の合意で会を存続させ、運動を継続させることができる。また、途中で、この運動を継続することが不可能になったり、続けることに意義を見出せなくなった場合は、発起人の総意で運動を中止し、会を解散させることができる。 




                 
 

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